腸活が体にもたらす効果とは?誰でもできるオススメの食べ物・やり方を紹介

健康

近年、腸活が非常に注目されています。腸活をすることで、体調の改善・健康面・美容など数えきれないメリットがあります。最近、身体がダルイ・調子が悪い・気分が乗らないという方は腸の状態が良くない可能性があります。腸の健康なくして体の健康を勝ち取ることはできません。

この記事では腸活のメリットからおすすめの食べ物、やり方など誰でもすぐに取り組むことができるやり方について紹介していきます。

腸活が身体にもたらす効果とは

腸活が健康にいいことは何となく分かるという方は多いと思いますが、その腸の役割と想像以上に大きなメリットがある腸活について紹介していきます。

腸の役割とは

腸は食べたものを消化吸収してくれる働きがありますが、腸は身体全体の健康の要所でもあります。ウイルスや細菌などを身体に入れない防衛ラインでもあります。また食べた栄養などを体全体に運ぶ役割もあるので、腸が元気でなければせっかく食べた栄養を効率よく体に運ぶことができなくなってしまいます。

また腸が作り出すものとしてビタミン類や免疫抗体・ホルモンなど生きていく上で欠かせないものを作ってくれる役割もあります。

つまり腸がうまく機能しないと、こういった体に良い物質も作られなくなってしまうのです。
腸活なくして長生きはありえないと行っても過言ではありません。

腸内には細菌が100兆以上生息しており、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分けることができます。割合としては2:1:7で存在すると理想的と言われています。

善玉菌
腸を良好な状態に保ち、悪玉菌の増殖を抑制します。食べ物の消化吸収を助けたり、体の免疫力を高めて、健康維持の役割を担っています。代表的な菌には乳酸菌や、ビフィズス菌があります。

悪玉菌
腸内で有害物質をつくり、腸内の腐敗を進めたり炎症を起こしたり発がん性物質をつくり出したりします。代表的な菌にはウェルシュ菌があります。

日和見菌
腸内の状態によって有害な働きをしたり、無害であったり、有益な働きをする菌です。

善玉菌が減り、悪玉菌が増えると日和見菌が悪玉菌の味方になり病気にかかりやすくなります。

①免疫力のアップ

腸内環境のバランスが良い状態だと、腸の免疫細胞が正常に働くことで、食事や呼吸の時に外から入ってくるウイルスや細菌にをやっつけてくれるので、腸内環境が悪いときと比べると病気になるリスクが低くなります。

最近注目されているR-1やヨーグルトを食べていると風邪にかかりにくいと言われているのは、腸の状態を良好に保っているからと言えます。

②老化予防につながり長生きできる

老化は避けて通れないものだと思われていますが、経年の影響だけでなく、細胞や組織の炎症によっても起こるとされています。腸内環境を整えると免疫細胞が良い状態に保たれ、その炎症を抑えるため、老化予防につながる可能性があります。

つまり腸内環境が良い状態を保つことで病気にかかりにくなるので、いつまでも元気に若々しくいることができるのです。

③質の良い睡眠で体が軽くなる

眠気を催すメラトニンというホルモンは、トリプトファンと呼ばれる物質によって生み出されます。トリプトファンは体内に取り込んだタンパク質を腸内細菌が分解・合成することで作り出されます。腸内環境が整うと、そのトリプトファン生成の効率が高まり、より良い睡眠がとりやすくなるのです。

睡眠の質は免疫力の向上にもつながり、体の疲労回復や疲れにくい体づくりにもつながります。

④美容改善につながる

悪玉菌がつくる有害物質には、ニキビなど肌の悪影響につながります。また便秘になると毒素が体にたまり、肌荒れなども引き起こす原因となります。

誰でもできるオススメ腸活

腸活のメリットが分かったところで、本題のオススメ腸活について紹介していきます。

腸に良い食べ物を食べる

食事でだいじなのは善玉菌を含む食べ物と、そのエサになる食べ物を同時にとって上げることが大切です。そのため偏った食事ではなく、バランスの良い食事をこころがけてみましょう。

善玉菌含む主な食品
納豆、ヨーグルト、味噌、キムチ、漬物、チーズ、塩麴、醤油、乳酸菌飲料

善玉菌のエサとなる主な食品
海藻類、キノコ類、イモ類、ゴボウ、豆類、ブロッコリーなど

なかなかこれらを毎日の食事に取り入れるのは難しい方はまずは1品だけ入れるのがオススメです。みそ汁などは簡単に毎日の食事にも取り入れることができ、ワカメやのりをいれてあげることで、善玉菌とエサになる食品の両方を同時に取り入れることができオススメです。

毎食後に整腸剤を飲む

食べ物だけでなく整腸剤を摂取することで善玉菌やそのエサとなるものを効率よくとることができます。有名なところでビオフェルミンやエビオス錠などがありますが、ビオフェルミンは善玉菌を取り入れる効果があり、エビオス錠はそのエサとなる働きがあります。

効果的に取り入れるためには、それら両方を取り入れる必要があるのですが、エビオス錠などは1回で10錠も飲まなければいけないので意外としんどいです。

オススメは『エビオス整腸薬』です。

エビオス整腸薬は上記で説明した2種類を含んでおり、1回での摂取も6錠だけて良く、とても効率がいいのでオススメです。

運動をして腸活をする

腸活というとバランスの取れた食事だけだと思われがちですが、運動をすることでも腸活につながります。便を出すための腸腰筋を運動をすることで鍛えるのも腸の健康につながります。

①ウォーキング

30分程度の軽いウォーキングだけでも腸活に効果的です。しっかりとお腹に力を入れることを意識するこで、便を出す力を効果的に鍛えることができます。
30分もなかなか時間が取れないという方は、1日9000歩を目標に歩いてみましょう。通期や家事などで意外と歩数としては歩いている方が多いです。10分で1000歩程度あるくことができるので、まずは1日10分だけプラスして歩くことを意識してみましょう。最初からがっつりと歩くと中々続かないので、階段をつかったり、車などを極力使わずに徒歩に変えるだけでも効果的です。

②マッサージ

マッサージをしてあげるのも効果的です。整体などの先生にしてもらうのが理想的ですが、時間が無いという方は自分で行うマッサージでも効果があります。腸に直接刺激を与えてあげることで腸の動きが活発になります。指で強く押すのではなく、手のひらを使って時計回りに押していくことが大事です。

③ストレッチ

腰をひねるストレッチは腸を刺激するので、腸の動きを活発にしてくれます。椅子に座った状態や仰向けに寝転んだ状態で、お腹をしっかり伸ばし、ゆっくりと腰をひねります。
その時に呼吸を意識することが大切です。お腹に意識をし、大きくゆっくりと息を吸って吐きながらすることで、より効果が高まります。仕事の合間などでも座った状態でもできるので、ちょっとした時間で取り入れることができオススメです。

まとめ

腸活のメリットを知ってしまうとしない選択肢はないと思います。しかしいきなりハードルを上げた腸活はなかなか続きません。まずは毎日の食事に1品だけ腸に良い食べ物を取り入れる。1日10分のウォーキングをするなど小さい目標からスタートしてみましょう。きっと毎日の体調や肌の調子などの効果を実感できるはずです。ぜひ明日から腸活を始めてみましょう。

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